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東京のデなんとか
2016-11-09 Wed 11:58
東京のデザインのイベントで、展示物が燃え上がり子供が亡くなりました。
非常にいたましい。安全管理はどうなっていたのか、と思わざるをえません。
しばらくなりゆきを注視していましたが、

>学校作品展の実行委員長を務めた田淵諭・多摩美術大教授は「消防法など
>に照らして問題のないよう、あらゆる手立てで準備していた」と、入念に
>安全対策を取っていたことを強調した。

あらゆる手立てで準備していたとのことですが、残念ながら現場に消化器
などは設置されていなかったとのこと。

>TOKYO DESIGN WEEKの川崎健二社長が6日午後9時すぎ、
>会場で報道陣の取材に応じ

>火災が起きた日本工業大学の作品「素の家」について、事前に学生側が
>提出した書類で構造を確認していたものの、書類には照明と素材の位置
>関係など詳しい記載はなかった

「木と大量の木屑」そこに「照明」とくれば、素材と照明の位置は防災上
とても重要なのに、その点に詳しい記載がない作品をスルーしていたと。
主催者がこの事故に責任が大きいのはこの点です。
展示物の採用不採用にあたって、不完全な企画内容の展示について採用を
出したこと、かつ火災の危険性を予期せず展示させたこと。
照明がなかったとしても、木屑にタバコなどなんらかの原因で着火する
こともないとも限りませんし、展示物の中に人が入ると出てきにくい構造
なのですから、主催者側の採用・展示判断に問題があったと言えます。

>作品にとがった部分がないかや、高さなどは確認しているが、全部で
>600点ある作品の一つ一つを詳しくチェックするのは困難だった。

何点出品されようが、安全確認をして展示をするのが主催者の責任です。
「数が多かったので、全部は管理できません」は言い訳ですらありません。
管理が困難なら出品点数を制限するか、減らすべきであり、
展示物が600点でも開催できると踏んだ、主催者の落ち度です。

>アート作品なので、主催者側からデザインについて、いろいろ注文をする
>のも難しい

アート作品だから安全面がおろそかになっていいわけがありません。
今回の件のように「明らかに燃えやすい」ものは、主催者として安全面に
おいて十分に危険性を指摘するべきです。最悪、触れないように、中に入ら
ないようにすることもできたはずです。この点についても、主催者側の判断
の甘さが見え隠れします。アートがどうとかいう以前の問題です。

そして、日本工業大学が「すべては大学の責任である」と発表しました。

>成田健一学長は7日の記者会見で、火災が発生したことについて、
>「学生が予見できるような教育をしてこなかった意味で大学の責任だ」

もともとはLED電球を数灯設置する予定だったようです。
LEDってのは「熱のない光源」だと思われていますが、実際には電子基板
などLED素子以外の部品が「かなり発熱します」
LED電球の後ろ側が金属でできており、フィンがたくさん立っているのは
空気との接触面積を増やして効率良く放熱するためです。
だいたい40分点灯で40℃〜50℃になるんですが、ちゃんと放熱でき
る状態にあれば火災にはいたらなそうです。
が、放熱がうまくいかない状況にあったら、当然加熱は進み炎上します。
主催が「安全管理をしている」というなら「照明と素材の位置関係など詳し
い記載」のない企画は展示を許すべきではない、と言えます。

そして、現場では光量が足りなかったから400Wの投光器を設置した
とのこと。冬場とかの催しものとかで、そばを通ったら暖かいアレですね。
しかもご丁寧に木屑が満載の木枠の中です。

「長時間、電球を点灯すると触れないぐらい熱くなる」
「だから、燃えそうなものを近くに置いてはいけない」
これって、大学生にわざわざ教育する内容でしょうか。
日常生活で、普通に体験して知る知識でしょう。
しかし、日本工業大学の学生の言い分はこうです。

「白熱電球が熱くなることをしらなかった」

このレベルの人間が「工業」の名がつく「大学」の学生です。
これが本当なら、大学の教育がどうこう以前に常識の有無すら危ういです。
しかも、一人で展示してたわけではなく、チームで動いていますから
チーム丸ごと「日常の当たり前の知識すらない」20代かもしれませんよ。
熱くなることを知っていた学生についても、「燃えるかも」「燃えたらどう
なるのか」という発想に行き着かない時点で、想像力が欠如しています。
「燃えるかも」と思いながら放置した学生がいたなら、作品を良く見せるため
という自分のエゴのために、子供の命を犠牲にしたのと同じです。
いづれも、今後「ものづくり」を目指す者として資質が大きく欠けています。

そして昨日、主催者が、名を連ねていた理事などの名簿をサイトから消したとのこと。
そうそうたる有名どころが「理事」という肩書きで名を連ねています。
主催者からすれば「名前を貸りてただけ」の方々に迷惑をかけられないのかもしれま
せんが、「理事」って肩書きで名を連ねた以上は幾ばくかの責任もあるわけですし、
このタイミングで名簿を消すというのは、彼らの印象を悪くするだけの悪手の気がします。

そして、WEBでよく言われる格言。
「消したら増える」

主催者がどういう理由か「公表していた情報」を隠蔽しようとすれば、
それは話題になり、取り上げられ、単純に火に油を注ぐだけの結果になります。

Design Association NPO|TOKYO DESIGN WEEK 東京デザインウィーク
http://tokyodesignweek.jp/about/
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:tokyodesignweek.jp/about/

理事会メンバー
会長
浅葉 克己 株式会社浅葉克己デザイン室/アートディレクター

理事長(代表)
川崎 健二 デザインアソシエーションNPO

副理事長
森 浩生 森ビル株式会社/取締役副社長
佐藤 茂 株式会社エイブル&パートナーズ/代表取締役会長

理事
池坊 美佳 華道家元 池坊青年部代表/華道家
生駒 芳子 ファッション・ジャーナリスト/アート・プロデューサー
伊東 豊雄 伊東豊雄建築設計事務所/建築家
今村 有策 トーキョーワンダーサイト館長
海豪 うるる 料理研究家/エッセイスト
川上 麻衣子 女優/ガラス工芸作家
川上 元美 川上デザインルーム/デザイナー
隈 研吾 隈研吾建築都市設計事務所/東京大学教授/建築家
小林 武史 音楽プロデューサー/キーボーディスト
小山 薫堂 放送作家/脚本家/オレンジ・アンド・パートナーズ代表
佐藤 可士和 株式会社サムライ/アートディレクター
篠原 ともえ 歌手/タレント/女優/デザイナー
田淵 諭 多摩美術大学教授/建築家
鶴田 浩 リアルスタイル/代表取締役社長
中田 英寿 スポーツ選手
西野 亮廣 アーティスト/芸人
根津 公一 根津美術館 館長
VERBAL MC/音楽プロデューサー/デザイナー
長谷川 喜美 空間デザイナー/ベルベッタ・デザイン代表
菱川 勢一 映像作家/アートディレクター
日比野 克彦 東京芸術大学美術学部先端芸術表現科教授/アーティスト
宮本 洋一 清水建設株式会社 会長
茂木 健一郎 脳科学者
越智 茂樹 デザインアソシエーションNPO

常々思うことがあります。
デザイナーってのはちやほやされがちですが、本当に偉いのは安全に使えて
ちゃんと動くように作ってる、その周りの人たちです。
勘違いして舞い上がり、驕ってるデザイナーが増えてる気がします。
中身が伴わないものは、ただのゴミでしかないわけで。
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